畳のギモン
畳のギモン
回答一覧
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- Q1. 湿度調整効果
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A1. 畳には、空気中の水分をすったり、はいたりする効果があります。畳6畳の部屋で、わら床と天然い草の組み合わせなら約3リットルの空気中の水分をすったり、はいたりして空気をきれいにしているのです。
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- Q2. 冬はあったか、夏はひんやり
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A2. 畳表に使われている「い草」は、中がスポンジのようになっている植物で空気をたくさん含んでいます。たくさんの空気を含む畳は夏は暑さを遮断してひんやり。冬は冷たい空気をさえぎり暖かくする高い遮断性をもっています。
また畳は、冬にはあたたかい空気を、夏にはひんやりとした空気を保つ保温性も兼ね備えています。
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- Q3. 空気をきれいにします。
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A3. 空気には、人間の体に良くない二酸化窒素というガスが含まれています。畳には、この二酸化窒素を吸着するスピード、吸着できる量、共に建材の中でトップクラスなのです。畳は知らないうちに空気をきれいにしているのです。
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- Q4. 床衝撃音遮断性
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A4. 畳には、他の床材と比べて、歩き心地がいい気がしませんか?
これは畳に適度な弾力性があるからです。例えば、発育中の子供が寝る場合には畳の固さが背骨に良いとされていますし、転んでも適度な弾力性のため衝撃が小さいので、安全面にも優れています。また、わら床・科学床ともに吸音性効果もあり、階上の音も響きにくいのです。